局所麻酔
- 2015/01/15
- 19:11
局所麻酔 テストは問題のところから先天性無痛症、先天性無痛無汗症などがある→ナトリウムチャネルの異常局所麻酔薬局所麻酔薬の定義局所的に麻酔することで可逆的に体の一部の感覚を抑制する薬剤の総称運動神経の活動電位も抑制し、無動化をおこすことも可能主に侵襲が低い手術や簡単な緊急処置に使われる作用機序活動電位の発生と伝導を担っている電位依存性ナトリウムチャネルをブロックナトリウムブロッカー末梢神経、中枢神...
乳房再建
- 2015/01/15
- 14:27
乳癌の術式乳房温存手術:乳房の部分切除乳癌術後乳房再建一次再建:乳癌の手術に引き続いて再建を悪こなす二次再建:乳癌の術後数年の経過観察機関を経て再建一期再建一回の手術で再建を行う二期再建:二回に分けて再建を行う expamder→implant一次再建の利点乳腺外科と話し合いが化膿切除物を見ながらデザインできる移植床の血管剥離が簡単患者への負担が小さい一次再建の欠点乳癌切除部の皮膚が壊死取り残しや再発の可能性が残...
熱傷
- 2015/01/15
- 09:37
ポイント~48h:創面から体液の喪失→大量輸液48h~1 week:肺水腫1 week:飢餓、感染広範囲熱傷全身の障害を伴う侵襲定型的な経過を取る重症度1度:表皮 赤い 痛い 血管ないので水疱なし2度:真皮 赤い、痛い 水疱 浅在性:治癒に1週間 深達性:治癒に1ヶ月→3度に移行する3度:皮下組織 痛くない 蒼白(羊皮紙様 クリームがかった白) 脱毛可能 自然治癒不可(植皮)熱傷範囲の面積9の法則 1度熱傷は熱傷面積として...
環境異常
- 2015/01/15
- 09:37
熱中症体の温度↑→発汗↑→脱水→循環血液量↓40℃超えると酵素失活、41℃でミトコンドリア×治療末梢血管収縮しているので、なかなか下がらないORS(Oral Rehydration Solution)ポイントは末梢血管拡張させておく←熱発散多 気化熱を利用(あたたかい湿ったタオルかぶせるなどのほうがいい)低体温35℃下回るとやばい32℃下回ると振るえとまるOsborne wave:心電図の変化 QRSが二峰性治療高血糖になっている→高くなければ糖入れる(震えで消費...
気道確保・筋弛緩薬
- 2015/01/15
- 09:34
mallampati分類:気管挿管の難易度を口の中を見て予測できるcormack分類:喉頭展開時の評価挿管が困難な例mellampati分類のⅢ、Ⅳ開口障害後屈障害下顎が小さい:トリーチャーコリンズ症候群麻酔時舌根沈下→上気道閉鎖 エアウェイ、気管チューブなどで上気道を開存させる気管挿管できないことが問題ではなく、換気(酸素化)ができないことが問題:CVCI→挿管できないときは麻酔中止もあり筋弛緩BBBは通過しないので末梢のみで作用クラ...
心肺蘇生
- 2015/01/15
- 09:34
心停止傷病者に反応がなく呼吸がないか異常な呼吸異常な呼吸・死戦期呼吸死戦期呼吸(顎や頚だけを動かして息しようとしている肺には入っていない 陸に上げた魚みたい)は心停止と同じ心肺蘇生法ABC→CABへ胸骨圧迫を続ける(>100回/min)人工呼吸はいらない目的は脳に酸素を供給すること特殊な心肺蘇生リピッドを入れる...
SIRS sepsis DIC ARDSのメカニズムとその制御
- 2015/01/15
- 09:33
侵襲生体の内部環境を乱す可能性のある外部からの刺激:外傷、手術、熱傷、出血、感染古典的ストレス反応ストレス刺激→脳神経・内分泌反応=炎症反応=免疫反応近年侵襲の種類に関わらず人食い的に進行する全身性炎症メカニズムがある過大な侵襲→過剰な炎症反応→臓器障害 免疫不全状態→重症感染症全身性炎症反応症候群(systemic inflammatory response syndrome)侵襲によって全身的な炎症反応が引き起こされた状...
唇裂・口蓋裂
- 2015/01/15
- 09:31
正中では割れない片側・両側解剖学的病態披裂の存在裂縁の短縮筋走行の異常しんれつの治療手術の時期術式の基本的な考え方ゼット形成術:2点間の距離を伸ばす方法片側唇裂手術両側唇裂手術の手術法両側手術or2期手術(片側を2回)口蓋裂の手術治療手術の時期:言語発達、上顎の成長→だいたい1~2歳の間に行う術式の基本的な考え方:披裂の閉鎖、口蓋の延長、筋肉の再建口蓋裂の問題点鼻咽頭閉鎖不全による構音障害軟口蓋(空気の弁の...
心臓
- 2015/01/15
- 09:27
前負荷・後負荷壁応力フランクスターリング心仕事量と圧容量曲線拡張機能心室の拡張は当容性弛緩、急速流入期m正式心房収縮期拡張機能障害はうっ血性心不全のもっとも需要な要因心拍出量単位時間当たりに心臓から拍出される血液量前負荷、後負荷、心収縮性と心拍数により決定friclの原理、支持薬希釈法による決定fickの原理混合静脈血と肺静脈の酸素濃度から心拍出量をだす→煩雑なので、実際は熱希釈法熱希釈法肺動脈カテーテルか...
輸液・輸血の理論
- 2015/01/15
- 09:23
third space体液が細胞内・外液コンパートメントでない部分に存在する(third space)=non functional ECF→輸液した分だけ血管内容量が増えるわけではない→血管透過性が改善されれば戻ってくる(refiling)輸液の基本体液恒常性の改善と維持 補充輸液:不足分を補充する 維持輸液:経口摂取分を維持するため体液分画別の増加膠質液:血管内に留まる膠質を入れている→血管内容量↑生理食塩水・リンゲル液:血管内、間質↑5%ブドウ糖液...
災害医療
- 2015/01/15
- 09:22
災害とは場所、被災者の数、重症度/種類などの面で特別な人的・物質資源を必要とする→通常の救急医療体制では対応できない(地域によって異なる)災害対応の原則CSCATTTcommand:指揮safety:安全communication:情報伝達assesment:評価triage:トリアージtreatment:治療trasport:搬送トリアージ 適切な患者を適切な病院へ適切な時間内へ →これを行うために患者を選ぶ(分類) 負傷者が即時対応可能な数を超えていれば、トリアージの...
全身麻酔
- 2015/01/15
- 09:21
麻酔の概念侵襲的治療および検査を受ける患者の肉体的、精神的苦痛の軽減侵襲的処置の間、呼吸、循環、代謝など全身管理を適切に行う(工場制の維持)麻酔の3+1要素鎮痛、鎮静、不動(筋弛緩)+有害反射の抑制(←麻酔薬は副交感神経刺激するものが多いので)全身麻酔の流れ前日まで:術前診察→麻酔準備手術当日:麻酔導入、麻酔維持、麻酔覚醒手術当日および翌日:疼痛管理、回診術前診察患者情報収集既往歴、アレルギーの有無患者診察麻...
周術期モニタリング
- 2015/01/15
- 09:20
モニター指針常時監視する酸素化のチェック:パルスオキシメータ換気のチェックカプノメータ:CO2の濃度を測定する 食道挿管を見分ける換気量モニター循環のチェック方法:心電図モニター、非/観血的血圧測定(必要に応じ)血行動態について 血圧↑心拍数↑:交感神経緊張、麻奥酔浅い 血圧↑心拍数↓:いい感じ 血圧↓心拍数↑:循環血液量不足 血圧↓心拍数↓:麻酔が深い中心静脈圧肺動脈圧:スワンガンツカテーテルによる ...
麻酔 総論
- 2015/01/15
- 09:19
全身麻酔の3要素鎮痛、鎮静、筋弛緩全静脈麻酔3要素を別々の麻酔薬で行うバランス麻酔すべてを静脈内投与鎮静:プロポフォールなど プロポフォールインフュージョンシンドローム:プロポフォールによる横紋筋融解鎮痛:モルヒネ、レミフェンタニル筋弛緩:ツボクラリンなど麻酔導入:麻酔薬を手術可能な麻酔深度まで到達させる 意識消失、自発呼吸抑制、血圧変動などが起きる→気管挿管局所神経ブロック硬膜外ブロッ...